エコキュート

エコキュートの水漏れは超危険!?エコじゃなくてロスになる悲劇の真実

エコキュート 水漏れ

エコキュートを使用していて、定期的なメンテンスを行っていなかったりトラブルなどにより水漏れが起きる事があります。

最初は、小さな水漏れだと安心していてもそのまま放置しておくと、後々、自宅の床や水回りが浸水してしまい最悪の場合は被害が広がったりエコキュート自体が故障してしまう恐れがあります。

特に、マンションの上の階に住まわれている方は、下の階の人にも水が浸水してきて迷惑をかける事にも繋がりますので大変です。

水漏れのトラブルは、早急な対応が必要なのですがエコキュートの水漏れは内部で起きることが多いのでわかりにくく発見が遅れがちなんですね。

今回は、エコキュートの水漏れは超危険なのかやエコじゃなくてロスになる悲劇の真実などについてご紹介していきます。

エコキュートの水漏れ原因

エコキュートの水漏れは、放置しておくと浸水箇所がサビたりカビが発生したりしてどんどん被害が拡大していく危険性がありますので発見したらすぐに対処する事が大切になってきます。

なかなか、水漏れのトラブルは気づきにくいとは思いますが、普段どおりエコキュートを使用しているとおかしいと思う予兆はあります。

そして、エコキュートの水漏れ原因はいくつかのケースが多いです。

・施工業者の設置工事が甘く配管の接続不良
・エコキュートを長期間使用しなくて急に稼働させ貯湯タンクの排水口の栓からの水漏れ
・エコキュート本体や貯湯タンクを動かした事によるホース外れや接続部分の外れ
・寒い地域で配管の中の水が凍結して配管が破裂
・入浴剤をお風呂に使用した事によりポンプや配管が詰まり腐食して破裂
・メンテンス不足によるポンプや配管の劣化や腐食

このように、エコキュートの水漏れ原因には様々な状況が考えられます。

エコキュートの水漏れの交換費用の目安とは

エコキュートの水漏れが起きた場合は、修理や交換が必要になります。
簡易な配管・ゴムパッキン等の交換であれば【1万円~2万円】くらいの費用がかかります。

しかし、電気系統が多いヒートポンプユニット・基盤全体が壊れてしまった場合は交換費用が【10万円以上】かかる事があります。

プラス、専門業者に依頼しないと直せないですので修理や交換を依頼すると部品代の他に人件費がかかってきますので、出費が重なります。

ですので、エコキュートの水漏れで修理代が高い場合は、思い切って新品のエコキュートの購入を考えられた方が良いかもしれませんね。

また、エコキュートの寿命はだいたい新品の状態からなら10年間くらいですので、エコキュート本体や配管ポンプの経年劣化による水漏れも原因としてあります。

ですので、長年、使用し続けているなら修理をするよりも新品に買い替えをした方がメーカー保証もつく場合がありますし良いでしょう。

新品のエコキュートに買い替えをして、施工業者に取り付け工事を依頼すると総額【何十万円】の費用がかかると思いますので、ご家庭の生活状況や予算に合わせて無理のない範囲で考えられてください。

エコキュートの水漏れは保険適用できる?

エコキュートの水漏れは、上記でご紹介した人為的なものが原因の場合がほとんどですが、地震・落雷・台風などの自然災害によっても配管ポンプやエコキュート本体が傷んで起きる事もあります。

その場合は、修理費用や交換費用を自腹で払うのはとてもいたたまれない気持ちになりますよね。
しかし、実は、自然災害に適用できる【火災保険】に加入していたら保証で無料でエコキュートの修理や交換ができる可能性があります。

ただし、被害を証明する為に壊れた部品の提出や写真撮影を求められるケースが多いですから手間はかかります。
また、エコキュートの修理や交換をした後に火災保険を使用して保証の申請をしても適用を断られたり、撤去した機器・部品等を取り替えた業者が捨てていたりすると、証拠の写真が撮影できなかったりで保険を活用する事ができないケースもあります。

ですので、一度、保険会社に火災保険の契約内容を確認したり、エコキュートの修理・交換を保証してもらう際にどういった手順が必要なのかしっかりと相談をしておくと良いです。

今の時代は、自分で色々な知識を身につけられる人が得ができる時代ですから、情弱の人は損をする時代になってきています。
エコキュートの故障やトラブルは、水漏れが原因だけとは限りませんから色々な知識を身に着けて対処できるようにされてください。

エコキュートが水漏れしたら壊れてる?

エコキュートが水漏れしたら、すべて修理や交換が必要だとは限りません。
ヒートポンプユニットが結露を起こした場合にも起こる事があります。

ヒートポンプユニットは、お湯を沸かす時に空気を取り込んで温度差を利用する為ヒートポンプの内部が冷却されます。
なので、外気温との温度差から配管の外側が結露を起こし水が垂れてしまう事もあるのです。

季節的には、特に冬場は水滴が霜になり外の気温が上昇した時に溶けて大量に流れている事がありますが、この場合はエコキュートが水漏れを起こして壊れているわけではないので安心されてください。

もし、結露の量が多すぎて心配であれば、ヒートポンプユニットの周囲に排水工事をした方が良いのでメーカー・販売店に相談してみましょう。

また、貯湯タンクから水漏れをする場合もあります。
貯湯タンクの排水口を、掃除するために意図的に開けたり、貯湯タンク内の水量が満水以上になると排水口から自然に水が排出される仕組みになっていますが、これは正常な事ですので心配はいりません。

しかし、排水口のメンテンスをした後に口を閉じなければタンクにお湯を溜める事ができませんので、自分で貯湯タンクを排水にした後は、排水口がきちんと閉まっているか確認してからお湯を出すように注意しましょう。

エコキュートが水漏れしたら保証は?

エコキュートが水漏れしたら、新品状態からの使用であればメーカー保証で無償修理や交換をして貰えるケースがあります。
ただし、保証期間はあります。

多くのメーカーは、【本体保証約1年・タンク保証約5年・冷却部品保証約3年】などと保証期間が決まっていますので、一度、契約内容を確認したり、購入したメーカー側に相談をしておく事をおすすめします。

それに、エコキュートの修理・交換の際に保証できない事も有り得ます。
メーカー側は、【温泉水・井戸水・地下水】などを使用した場合の家庭では、エコキュートの寿命が定まっておらず壊れた時は無料で修理や交換をお願いする事ができませんので注意されてください。

エコキュートの機種によっては、対応した製品も販売されていますので上記のような水を使用されている家庭は対応したエコキュートを購入されてください。

そうすれば、このタイプを使用していれば無償保証を受ける事ができます。

エコキュートの水漏れのまとめ

いかがでしたでしょうか。

水漏れが原因でもエコキュートの修理や交換が必要がないケースもあるのは意外だったのではないでしょうか。

新品からの使用であれば、メーカー保証で無償修理や交換をしてくれる場合もありますので、水回りのトラブルが起きる前に契約内容の確認や相談をする事が大切です。

エコキュートに水漏れが起きた場合、ほとんどの方は気づくのが遅れがちですので日頃からよくメンテンスやチェックをするように心がけておきましょう。

ABOUT ME
エコ太郎
エコ太郎
住宅メーカー勤務の40代で既婚。子あり エコキュートを利用して15年。エコキュートは良いところも悪いところも知っていると自負しています。エコキュート関連でエルライン社によく依頼をするので、評判などもぶっちゃけて公開しています。