エコキュート

エコキュートのメンテナンスはとっても簡単?定期的にやることで寿命がアップ

エコキュート メンテナンス

エコキュートを、長期間使用し続けていく為には、定期的にこまめなメンテンスが大切になってきます。

本体だけなら、掃除も簡単に済みますがエコキュートには配管・貯湯タンクユニットなどいくつもの付属品が付いています。

ですので、そのまま放置して使用し続けていると、配管や貯湯タンク内に汚れが雑菌などがドンドン溜まっていき故障する原因になります。

また、浴槽のお湯を循環させている場合は、汚れがフィルターに詰まってしまう事にもなるでしょう。

エコキュートの寿命を伸ばす為にも、掃除やメンテンスを意識していきましょう。

今回は、コキュートのメンテナンス方法や、自分でできない時の対処法などについてご紹介していきます。

エコキュートのメンテナンスの該当項目

エコキュートは、貯湯タンクユニットにヒートポンプ技術を使ってお湯を循環させているわけですから、常に稼働させていれば汚れや雑菌などが溜まらないと思っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、本体だけではなく配管部品やフィルターなども水が通りますので、使用し続けていると徐々に汚れや菌が溜まっていきます。

ですから、色々な箇所をメンテンスしていく必要性があるわけなんですね。

浴槽フィルター

まず、一番簡単なメンテンス箇所は浴槽フィルターです。

自宅のお風呂掃除は毎日している方が多いですが、時々、浴槽フィルターも掃除する必要があります。

エコキュートを使用しているご家庭ですと、なおさら浴槽フィルターも入念に手入れするようにしましょう。

浴槽のフィルターを取り外して、ブラシでゴシゴシと水洗いをし汚れやアカを取り除きます。

お風呂から出る時に、軽く浴槽フィルターをメンテンスしてあげる事もできますから、掃除の頻度を増やすためにもお風呂を使用する度に、こまめな清掃をしてあげと良いでしょう。

風呂配管

浴槽とエコキュートの間には、風呂配管が設置されています。

常に、エコキュートを稼働させて配管の中でお湯が流れている時は、あまり汚れや雑菌が溜まりにくいのですが、稼働が止まっている時は水が溜まり、汚れが沈殿してしまいます。

エコキュートの種類によっては、自動洗浄機能がついているタイプもあります。

ですが、自動洗浄機能がついていない製品は、半年に1回、洗剤をしようして風呂配管の汚れを取り除くようにしましょう。

タンク内

エコキュートの貯湯タンクユニット内に、お湯を貯めてそのお湯を風呂場やキッチンなどに循環されます。

ですから、貯湯タンクユニット内にも汚れや雑菌などが溜まる事もあります。

メーカーによって、メンテンス方法に違いはありますが一般的な水抜きの手順をお伝えします。

貯湯タンクユニット内の水抜方法は、まず給水配管専用水栓を閉じ、貯湯タンクにある空気の逃し弁を開けます。

次に、汚れを排水する為に排水栓を開け、汚れを流してあげます。

そして、排水栓から汚れが出なくなったら排水栓を閉じましょう。

止水栓を開いて、貯湯タンク内が一杯になるまで給水し、入り切らない水は排水口から排水されます。

最後に、排水口から水が出たら逃し弁を閉じると掃除終了です。

年に2~3回くらいのメンテンス頻度が目安になっています。

配管点検

また、エコキュート本体や配管部品・貯湯タンクユニット・浴槽フィルターなどを定期的に掃除する事も大切ですが、水漏れをしていないか配管点検も欠かせません。

配管点検の方法は、エコキュートの配管のつなぎ目にはシリコンやシールといった材質が使用されていますから、長年使用し続けていると劣化をして寿命が縮む原因になります。

そして、劣化が進むと配管に亀裂が入り水漏れを起こしてしまうのです。

その為、年に2~3回くらい、貯湯タンクの排水をするタイミングに合わせて水漏れがないか目視点検する必要があるのです。

また、貯湯タンクの上部に付いている逃し弁も合わせて点検すると良いでしょう。

エコキュートは正しいメンテナンスすることが重要

エコキュートは、寿命が約10年くらいと言われていますが、正しいメンテンスをしていかないと耐用年数が短くなってしまいます。

ですので、できればエコキュートのお手入れは年に2~3回くらいはするようにしましょう。

エコキュートが壊れてしまうと、買い替え費用が約30万円以上はする事も多いので、高額な購入費用がかかります。

それだけではありません。

配管部品や貯湯タンクなどを設置する工事費用も、合わせて必要になりますから面倒でも定期的なメンテンスをおすすめします。

エコキュートの掃除を怠っていると、お風呂に入っている時に湯垢のような汚れがお湯と同時に浴槽内に出てきたり、キッチンで出るお湯も不衛生な水が出てきてしまいます。

エコキュートのメンテナンスを疎かにしてしまうと危険

エコキュートのメンテンスを、疎かにしてしまうと製品や配管部品などが壊れてしまう原因になったり、汚れたお湯が出てくる事になります。

さらに、浴槽フィルターに汚れが詰まってしまうと、追い焚き機能が正常に作動しなかったり時間がかかってしまう事もあります。

また、貯湯タンク内にあるお湯を長期間使っていないと、不純物が沈殿してお湯が腐ってしまいます。

ですから、エコキュートのメンテンスを疎かにしてはいけないのです。

エコキュートを定期的に稼働させていないと、故障の原因になったり電気代が上昇する原因になる事もあります。

例えば、浴槽フィルターが目詰まりを起こしてしまうと、お湯の給排水が上手くできなくなる為、エコキュートに必要以上の負荷がかかる事になります。

そうなると、必要以上の電気代や正常稼働まで時間がかかる事になってしまうのです。

最近では、インターネット検索でYou Tubeなどの動画で、エコキュートのメンテンスの仕方などが色々とアップされていますから、素人の方でも簡単にお手入れできる環境が整っています。

エコキュートのメンテナンスはプロにお任せしよう

エコキュートのメンテンスを、自力でできない方はプロの清掃業者にお任せするのも良いでしょう。

自分で掃除をするよりも、細かい掃除ヶ所を洗い出して掃除してくれますから、とても綺麗になります。

ですので、日常点検を自分で行った上で、消耗部品の劣化時期に合わせてプロの清掃業者に依頼する事をおすすめします。

とは言え、専門のメンテンス業者に依頼する場合は費用が発生します。

メンテンス費用の相場は約12000円~2万円くらいだと言われています。

高いと思われる方もいると思いますが、もし、お使いのエコキュートが壊れてしまったら、さらに高額な購入費用と工事費用がかかってきます。

ですので、エコキュートを安全・快適に使用し続けていく為の維持費用と考えると、そこまで高額なメンテンス費用ではありませんよね。

ですから、エコキュートのメンテナンスはプロにお任せする事も考えながら、ご自身で点検を行っていきましょう。

エコキュートのメンテナンスのまとめ

エコキュートのメンテンスは、本体・貯湯タンクユニットだけではなく配管部品やパッキン・浴槽フィルターなど色々な部品の掃除が必要です。

定期的にお手入れをしないと、寿命を縮めてしまう原因になったり、汚れや雑菌が溜まって不衛生な状態になってしまいます。

ですから、こまめな日常点検をしていき、年に数回程度、メンテンスするようにしましょう。

また、どうしても自分で掃除をするのが不安な方は、プロの専門業者に依頼するようにしましょう。

ABOUT ME
エコ太郎
エコ太郎
住宅メーカー勤務の40代で既婚。子あり エコキュートを利用して15年。エコキュートは良いところも悪いところも知っていると自負しています。エコキュート関連でエルライン社によく依頼をするので、評判などもぶっちゃけて公開しています。